ATOKの代わりがないか検証してみてGoogle日本語入力に移行した。

イラッと来ることがかなり前からあるにはあったのだけど
ことえりと比べたらまだマシということで、かれこれ15年以上ATOKのお世話になっている。

自分の入力方法に合っていないのか、私自身が積み上げたアホな変換を学習したせいか、どうにも最近変換効率がよろしくない。

キーワードチャージ設定でブログのRSSを読み込ませたり無駄に学習させてるのが裏目に出てる気がする。

ATOKの日本語に忠実な真面目な変換と、私の適当な日本語能力がマッチしないのが原因と思われ、ATOKがユーザに合わせてだんだんアホになる説に1票を投じたい。

そこで、代わりのIMEがないかMacの主力IMEを、CamCam的に便利だと思う機能を中心に簡単に比較してみた。

Mountain Lionでそれぞれ最新版で検証

カタカナ→英語変換(例 サプライズ→surprise)
ATOK ○ //そのまま候補に出る
Google ○ //そのまま候補に出る
かわせみ ☓
ことえり ☓

和英変換(例 仕事→work)
ATOK ○ //そのまま候補に出る
Google ☓
かわせみ ○ //option+Fで候補に出る
ことえり ☓

間違って全角入力で打った英文をそのままもどす
(例 あっpれ→Apple)
ATOK ○ //そのまま候補に出る
Google ○ //そのまま候補に出る
かわせみ ☓
ことえり ☓

nがらみの打ち間違いの訂正(例 かんたんい→簡単に 等)
ATOK ☓ //かんたんい→缶単位
Google ○ //かんたんい→簡単に
かわせみ ○ //かんたんい→簡単に
ことえり ☓ //かんたんい→簡単胃

推測変換(例 すてぃー→スティーブ・ジョブズ 等)
ATOK ○
Google ○
かわせみ ☓
ことえり ☓

※地名やその他Googleがかなり優秀(変な候補も多いが)

キー割り当て
ATOK ◎
Google ○
かわせみ △
ことえり ☓

ATOKのキー割り当てが優秀で、変換中にshift+英数で半角英数変換など自分流カスタマイズのためにATOKを使ってきたいと言ってもいいくらい。
ただ、こういった変換が、キーを使わなくてもGoogleはある程度変換候補に出てくるので、逆に無駄なキー操作がいらないかもしれない。

まとめ
ATOK
今更言うまでもなく優秀だけどどうも相性が悪いらしい。
nがらみの訂正がだめなのが原因?。

Google
口語表現や新しいワードが得意なようで、和英変換はできないものの推測変換がかなり優秀。ブログやSNSで多用する口語表現や最新のワードがスムーズに変換され表示スピードも早い。

かわせみ
打ち間違い訂正などいい面もあるが、推測変換が弱く変換候補の出方など自分には合わない部分があった。

ことえり
昔に比べたらかなり賢くなって、特筆すべきはiOSの絵文字が変換候補に出てくるのでMessageやLineなど活躍する場面がありそう。だが除外。


ひとまずメインをGoogle日本語入力に移行することにした。
心情的には国産IME頑張れと言いたいところだけど、変換候補ウィンドウが小さくダサ見難い以外はGoogle日本語入力がかなりいい。
しかもこれが無料では…


ビジネスでは文法違いを指摘してくれる真面目なATOKが役立つシーンもありそうなので、TPOでうまく使い分けるのがいいかもしれない。

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